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「ダイワグレマスターズ2024全国決勝大会」ノーカット版アーカイブ
「ダイワグレマスターズ2024全国決勝大会」ダイジェスト版アーカイブ
記念すべき第30回ダイワグレマスターズ2024の全国決勝大会を鹿児島県薩摩川内市甑島(こしきしま)にて開催いたしました。今シーズンの磯は、長く続いた暑い夏の影響か、水温がなかなか下がらず厳しい海況が続いておりました。その後は北向きの風が止まずエサの入る日が少ない状況が続き、開催すら危ぶまれました。北東風は相変わらず強かったのですが、使用する磯も百戦錬磨の船長の的確な判断の元、無事に開催することができました。予選リーグ戦開催前夜に、16名の選手を4グループに分ける組合せ抽選会が実施され、昨年大会の4名のシード選手を公平に分散させ1~4グループが決定しました。予選リーグ戦は北東の風が強く、風裏の地磯に回ったとはいえ、やはりこの風をどう制するかが勝敗のカギとなりました。潮の動きはさほど早くなく、風の中仕掛けをどうコントロールしてグレの口元に持っていくかが食わせのポイントとなり、どの選手も仕掛けをいかになじませるかに苦労されていました。4グループとも第1試合(7:30~9:30)は朝の時合いか、釣果が出ていたものの、第2・第3試合になるにつれ、全ポイントとも極端に厳しくなり、1~2匹のグレをいかに拾うかが勝負の決め手となりました。その結果、第1グループからは、徳島県の坂東春加選手が勝ち上がり、第2グループから広島県の外輪勝也選手、第3グループから長崎県の松尾操選手、第4グループから奈良県から参戦の原田真選手が決勝トーナメントに進みました。組合せ抽選会にて、準決勝Aに坂東春加選手と原田真選手、準決勝Bに松尾操選手と外輪勝也選手が決することとなりました。準決勝Aの磯は「イキツケ」、準決勝Bの磯は「烏帽子」と決まり、北東の風が強く吹く中ではありましたが、風裏を選択していただいたおかげで比較的釣りやすく、坂東選手4尾対原田選手4尾、また松尾選手3尾対外輪選手4尾と両対決とも大接戦となりました。検量の結果、Aからは原田選手、Bからは外輪選手が勝ち上がり、決勝の舞台へとコマを進めました。決勝の前半戦は外輪選手が順調に釣果をのばしましたが、原田選手はじゃんけんにより決定した左側の風の当たる磯に入り、仕掛けがうまく入らずノーフィッシュに終わりました。後半で釣座交替し、風裏の右側の磯に入った原田選手は順調に釣果をのばし追い込んでいきましたが、次第に風が収まった外輪選手も追加を掛け、勝負を決定づけ、見事チャンピオンに輝きました。誠におめでとうございます。記念すべき第30回大会において、新しいチャンピオンが生まれ、また次の第31回大会より新たな歴史を刻んでいくことと思います。ダイワグレマスターズはこれからも進化し、更にブラッシュアップして参ります。地区大会よりこのダイワグレマスターズに参加いただいたすべての選手の皆様に感謝するとともに、再びお会いできることを願っております。また、全大会を開催するに当たり、ご協力いただきましたすべての皆さまに心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。










鵜澤競技委員長から今大会の見どころなどのお話をいただきました。見逃せない戦いが繰り広げられそうです。
薩摩川内市 甑島振興局課長 和田正樹様よりご挨拶をいただき、乾杯の音頭を取っていただきました。ありがとうございました。
そして、予選リーグ戦組み合わせ抽選の結果、このようになりました。見どころ満載です。
1グループの選手の皆さんです。
2グループの選手の皆さんです。
3グループの選手の皆さんです。
4グループの選手の皆さんです。
それではここで、この甑島での全国決勝大会を簡単にご紹介いたします。ここは初日、選手の皆さんをお迎えする施設です。場所は串木野新港のフェリーターミナルです。説明会場をお借りしたり、フェリー内の個室をお借りしたりと、何かとご配慮いただきました。ありがとうござました。
高速船のドック入りのタイミングとなり、薩摩川内市所有の甑島観光船にもご協力いただきました。
薩摩川内市賞として上位入賞者に対し様々な協賛品をいただきました。市長賞もいただきました。また、関係者全員にお土産もいただきました。誠にありがとうございます。
第30回のアニバーサリーロゴを冠した賞状楯が贈呈されます。
選手・関係者の宿泊、抽選会場等はこちらのホテルにご協力いただきました。貸し切りです。無理ばかり言いました。お聞き入れいただいて、ありがとうございました。食事も温泉も最高でした。
3日間、早朝から夜遅くまで司会進行を務めていただきました。お疲れ様でした。
競技会の本当の立役者の皆さんです。甑島の磯は皆さん知り尽くしているとのことです。頼りになります。ありがとうございます。
さぁ始まります。まずはエサ作りから。この時間、選手の皆さん本当に真剣なんです。話しかけたら怒られます。
開会式を簡単に実施します。最終の注意事項を鵜澤競技委員長から伝えてもらいます。緊張が走ります。
緊張の第一投。今日の海はどんな状態なのか、まずは様子を見ていきます。
あちらこちらで竿が曲がりだします。1枚上げたらほっとしますよね。「切れるな!」「バレるな!」「グレでありますように!」
予選リーグ戦が終わって里港で検量を実施します。どういう結果であれ皆さん笑顔です。やり切った感出てますね。
選手の皆さんが釣り上げたグレを薩摩川内市福祉協議会様を通して寄贈します。おいしく食べていただければ幸いです。
予選リーグ戦結果発表及び決勝トーナメント組合せ抽選会の開会に当たり、エリアを担当します、福岡営業所所長 平井靖臣よりご挨拶させていただきました。
本日の本当の立役者のボス、藤園賢一郎審判リーダーより乾杯の音頭を取っていただきました。なにかとお世話になりました。ありがとうございました。
ということで、各グループの勝ち上がりがこのようになりました。誠におめでとうございます。あと2回勝ったらてっぺんです。まずは準決勝、どなたと当たるのでしょう。
予選リーグ戦の結果はご覧の通りです。なかなか厳しい戦いでした。
これは朝の画像ですが、決勝トーナメント出場を決めた選手の緊張の一場面です。満面の笑みとはいきませんね。
準決勝の対戦相手を決める、恒例の「綱引き」です。繋がった相手と対戦します。
準決勝A:原田真選手 対 坂東春加選手
準決勝B:松尾操選手 対 外輪勝也選手
そして今回、この決勝トーナメントをつり人社様の協力によりLIVE配信いたしました。なかなか電波の繋がりにくい磯の上にアンテナを立てての実施です。東京のスタジオには、あの山元八郎名人から濃いコメントをしていただきました。磯ファンには聞き逃せない内容でした。MCにはみっぴこと秋丸美帆さんです。現場解説には、われらが審判長の藤園さんと4年前マスターズスタイルの際、この甑島の決勝大会で優勝した池田翔悟さんに努めていただきました。まだまだサイトでは見ることができます。是非ご視聴ください。
準決勝の磯は、「イキツケ」と「烏帽子」。風裏になり比較的釣りやすいポイントでした。
準決勝が終わり、決戦の場所「平瀬」に乗り込んできました。さて、準決勝の結果はどうなるのか?「平瀬」で検量となります。
準決勝Aの釣果。僅差で原田真選手が、坂東春加選手を下し、決勝に進出です。
銀狼カップでは全国決勝大会の常連ですが、ダイワグレマスターズ全国決勝大会初出場の外輪勝也選手が、安定の強さを見せた松尾操選手に競り勝ち、決勝に進出しました。
決勝対戦前、「ここまで来たらやるしかない!」と、お互い健闘を誓います。
決勝の検量は里港に戻って行いました。前半苦戦した原田選手は後半盛り返しご覧の釣果でしたが、一歩及ばず、準優勝となりました。
外輪選手、厳しい釣況にありながら、見事リミットメイク。7,368グラムを釣り上げました。お見事です。
第30回記念大会の覇者となりました。地区大会からの勝ち上がり、長い戦いでした。誠におめでとうございます。
優勝!!外輪勝也選手。
準優勝!!原田真選手。
第3位!!坂東春加選手。
同じく第3位!!松尾操選手。4名の選手、決勝トーナメントを盛り上げていただきまして、ありがとうございました。そして、おめでとうございます。
高々と舞い上がりました。次回から追われる立場となりました。期待しております。
16名の選手の皆様、3日間本当にお疲れ様でした。また来年お会いできることをスタッフ一同楽しみにしております。甑の海のポテンシャルはこんなものではないはずです。この海がいつまでも、永遠にこのままであることを願いつつ、甑島を後にしました。